はじめに
出産準備リストを見ていると、「え、こんなにいるの?」「本当に全部必要なの?」ってなりますよね。
最低限の肌着やおむつ、ミルクは「必需品」。
でも実際に育児が始まってみると、「夜泣きでヘトヘト」「抱っこで腕・腰がボロボロ」「家の中がベビー用品でごちゃごちゃ…」
そんな“しんどいポイント”を一気にラクにしてくれるのが今回紹介する「あると便利なベビーグッズ」です。
この記事では、
・「買ってよかった!」と心から思えたもの
・使用頻度が高く、コスパも良かったもの
・パパ・ママの心と体の負担を確実に減らしてくれたもの
に絞って紹介します。
妊娠がわかった時にあると良いもの
妊娠おめでとうございます。
結論からいうと最初に必要なのはモノよりも手続きと体の準備です。
①いちばん最初に必要な「手続き」まわり
1. 産婦人科での受診(妊娠の確定)
・市販の妊娠検査薬で陽性 → 産婦人科・レディースクリニックへ
・赤ちゃんの心拍が確認できると、「妊娠〇週」「出産予定日」がはっきりします
・持ち物の例:健康保険証、お薬手帳(持病や常用薬がある人は必須)
2. 市区町村への「妊娠届」→ 母子健康手帳をもらう
・妊娠がわかったら、住んでいる市区町村の窓口で「妊娠届」を提出します
・窓口で:母子健康手帳、妊婦健診の補助券(受診券)、妊娠・出産についての案内や相談窓口の情報
などがセットでもらえることが多いです (福祉ナビゲーション)
※母子手帳は、妊婦健診や赤ちゃんの予防接種・成長記録までずっと使う、とても大事なノートです。
3. 定期的な妊婦健診の準備
・妊婦健診は、ママと赤ちゃんの健康状態を定期的にチェックするための診察です (厚生労働省)
・一般的にはこんなペース(目安)
妊娠 23週まで:4週に1回
24〜35週:2週に1回
36週以降:1週に1回
→ まずは「かかりつけの産婦人科」を決めることが最重要の“準備”です。
②からだのために早めに用意しておきたいもの
1. 葉酸(+必要に応じて鉄分など)
日本の基準では妊娠を計画している人・妊娠初期の人は、食事に加えてサプリなどで1日400μgの葉酸をとることが望ましいとされています (厚生労働省)
※ただし、
・すでにサプリを飲んでいる
・持病で薬を飲んでいる
などの場合は、自己判断ではなく産婦人科で必ず相談してください。
2. 体調・つわり対策アイテム
・飲みやすいペットボトル(ストロー付きだと楽)
・少しずつつまめるお菓子・クラッカー・飴
・マスク・エチケット袋(においがつらい人も)
・毎日記録用のメモ帳やアプリ
・体調・食べたもの・気になる症状メモ → 健診で相談しやすくなります
3. 体調管理グッズ(必要に応じて)
・体温計(微熱・寒気が気になったとき用)
・血圧計(高血圧気味の人・医師に勧められた人)
・体重計(体重推移を見やすくしておく)
③日常生活をラクにする「身の回りグッズ」
妊娠がわかったその日に買わなくてもOKですが、1〜3ヶ月のうちに少しずつそろえていくとラクになるものです。
1. マタニティインナー・楽な服
・締め付けが少ないブラ・ショーツ
・ゆったりしたルームウェア
・体を冷やさない腹巻き・レッグウォーマー
※普通の服でも、ウエストがゴムのもの・ワンピース系を増やしておくと便利です。
2. 寝るとき用のサポート
・抱き枕や大きめクッション(横向きで寝やすくする)
・冷えが気になる人は、毛布・膝掛けなど
眠りの質=次の日の体調とメンタルに直結するので、「よく眠れる環境を作る」のはかなり大事な準備です。
3. 母子手帳周りの小物
・母子手帳ケース(受診券・診察券も一緒に入るもの)
・カバンに入れっぱなしにしておけるポーチ
→保険証・お薬手帳・診察券をまとめておくと、健診前にバタバタしません。
④情報と心のために用意しておきたいもの
1. 信頼できる情報源
・産婦人科でもらうパンフレットや冊子
・市区町村の母子保健のしおり・ホームページ (福祉ナビゲーション)
・医師や公的機関が監修している妊娠・出産の本
ネット情報は玉石混交なので、「不安になる系まとめサイト」より「公的機関+主治医」を優先すると安心です。
2. 相談できる窓口・人
・かかりつけ産婦人科(電話相談のルールも確認)
・役所の保健師さんの相談窓口や「妊娠相談ホットライン」
・パートナーや家族と仕事の調整
・家事・通院のサポートについて話しておく
⑤逆に「まだ急がなくて大丈夫なもの」
妊娠がわかったタイミングでは、次のようなものはまだ急がなくて大丈夫です。
・ベビー服を大量に買う
・ベビーベッド・ベビーカー・チャイルドシートを全部そろえる
・哺乳瓶・ミルク・おむつを大量ストックする など
こういった「赤ちゃんグッズ」は、性別・住まいの広さ・季節・家族のライフスタイルで必要な物が変わるので、妊娠中期以降に、少しずつ検討すれば間に合います。
⑥妊娠中の体の変化
妊娠中の体の変化は「よくあること」
妊婦さんあるあるとして起こりうる症状とその対策をご紹介します。
※ここで書くのは一般的な情報です。
「いつもと違う」「つらすぎる」と感じたら、自己判断せず産婦人科で相談してくださいね。
1. 腰痛(こしの痛み)
なぜ起こりやすい?
・お腹が大きくなって 重心が前に移動 → 反り腰になりやすい
・妊娠中は「リラキシン」というホルモンの影響で、骨盤まわりの靱帯がゆるみやすい
→関節が不安定になり、筋肉に負担がかかる
・体重増加で、腰や股関節、膝などにも負担がかかる
気をつけたいこと・セルフケアの例
・長時間同じ姿勢(立ちっぱなし・座りっぱなし)を避ける
・できる範囲で 軽いストレッチ・骨盤まわりの体操
・妊婦さん用の 骨盤ベルト・マタニティガードル を利用することも
・重い物を持ち上げるときは、腰ではなく 膝を曲げて体全体で 持つようにする
※ただし、急激な痛み・足のしびれ・歩きにくさを伴う場合は、整形外科や産婦人科での相談が必要なこともあります。
2. 便秘
なぜ起こりやすい?
・妊娠中は 黄体ホルモン(プロゲステロン)が増える
→腸の動き(ぜん動運動)がゆっくりになりやすい
・大きくなった子宮が腸を圧迫して、便が出にくくなる
・つわりで食事量・水分量が減ることも一因
・運動量が減ることで腸の動きが低下しやすい
気をつけたいこと・セルフケアの例
・こまめに 水分をとる
・食物繊維を多く含むもの(野菜・海藻・果物・穀物など)を意識
・無理のない範囲での 散歩や軽い運動
・便秘薬を使いたいときは、自己判断ではなく必ず産婦人科に相談(妊婦さんでも使える薬が処方されます)
3. 高血圧(妊娠高血圧症候群など)
なぜ注意が必要?
・妊娠中に、血圧が高くなる・尿たんぱくが出る などが見られる状態を「妊娠高血圧症候群」と呼びます。
・放置すると、ママの脳・腎臓・肝臓などに負担がかかったり、赤ちゃんへの血流が減って成長に影響することもあるため、注意が必要です。
起こりやすい時期
・特に 妊娠後期(妊娠20週以降〜) に注意が必要とされています。
気をつけたいサイン
・頭痛・目のチカチカ・急なむくみ
・急激な体重増加(数日でドンと増える感じ)
・上の血圧(収縮期血圧)が 140 以上、または下の血圧(拡張期血圧)が 90 以上と言われることが多いです(ただし個別判断は医師)
自分でできること
・妊婦健診での血圧・尿検査を 必ず受ける
・塩分をとりすぎない(インスタント・スナック・濃い味に注意)
・体重の増え方を意識(急激な増加は要相談)
・医師からすすめられたら、家庭用血圧計でのチェックも
※「むくみ」「頭痛」「気分が悪い」などが続くときは、我慢せずに産婦人科へ連絡するのが大事です。
4. つわり(吐き気・だるさ・食べものの好みの変化)
どんなもの?
・吐き気・嘔吐
・食べられるものが限られる(炭酸・フルーツだけOKなど)
・においに敏感になる
・強い眠気・だるさ
→多くは 妊娠5〜6週ごろから始まり、12〜16週ごろに落ち着くことが多い とされていますが、個人差は大きいです。
なぜ起こる?
・明確な原因はまだ完全には解明されていませんが、「妊娠初期のホルモン変化(hCGの増加など)」「自律神経の変化」「心理的ストレス」などが組み合わさって起こると考えられています。
気をつけたいこと・セルフケア
・「食べられる時に、食べられるものを、少しずつ」でOK
・水分だけはなんとか確保する(お茶・スポーツ飲料・氷・ゼリーなど)
・無理に三食きちんと…と考えず、「総トータルで栄養が取れればよい」くらいの気持ちで
・匂いがつらい食べ物は、パートナーに調理をお願いしたり、できるだけ離れて過ごす
以下のようなときは、すぐに産婦人科へ
・水分もほとんど取れず、尿がほとんど出ない
・体重が急激に減っている
・立てない・めまいがひどい
「妊娠悪阻」といって、入院・点滴が必要なケースもあります。
根性や気持ちの問題ではないので、遠慮なく相談してOKです。
5. その他よくある体の変化
・むくみ:血液量の増加・ホルモンの影響・運動量低下などで起こりやすい
・眠気・だるさ:ホルモン変化+身体が「省エネモード」になる
・肌トラブル(シミ・ニキビ・乾燥):ホルモンバランスや血行の変化
・頻尿:子宮が大きくなり、膀胱が圧迫される
・息切れ:血液量増加で心臓・肺への負担が増える など
出産時・入院時にあると良いもの
出産・入院のときの持ち物って、「何をどこまで準備すればいいの…?」ってなりがちですよね。
※病院・産院によって「用意してくれるもの」がかなり違いますが参考までにどんなものを準備しておけばよいのかご紹介します。
①ほぼ必須レベルの持ち物
1. 手続き・書類系
・母子健康手帳
・健康保険証
・診察券(通っている産院・病院のもの)
・印鑑(シャチハタ不可と言われる場合もあり)
・現金(自販機・タクシー・駐車場用に少し)+クレジットカード
・入院誓約書・同意書など(事前に渡されている場合)
2. 出産〜入院中にママが使うもの
・前開きのパジャマ(授乳しやすいもの):2〜3着(汚れやすいので多め推奨)
・授乳用ブラ・マタニティショーツ:数枚
・室内用の滑りにくいスリッパ(クロックス系OKの病院も多い)
・フェイスタオル・バスタオル:数枚
・洗面用具(歯ブラシ・歯磨き粉、洗顔料・基礎化粧品(最低限でOK)、ヘアブラシ・ヘアゴム)
・生理用ナプキン(悪露用の大きめナプキン)
・産褥ショーツ(おしり側が開くタイプ):2〜3枚
・ガーゼハンカチ(赤ちゃんの口まわり拭き・授乳時用に)
※私の妻が行っていた産院はCSセットというアメニティセットが1日500円程度であったので、衣服の着替え・洗面用具・タオル・ティッシュ・ナプキンはなくても大丈夫でした。
3. 退院時のママ用・赤ちゃん用
・退院時のママの服(ゆったりしたワンピースなど)
・赤ちゃんの退院用の服(肌着・ツーウェイオール/カバーオール・おくるみ)
※車で帰る場合は、チャイルドシートの装着が法的に必須なので、退院までに準備しておきましょう。
②病院が用意してくれることが多いもの(要・事前確認)
ここは産院によって差が大きいところです。
・お産セット(お産直後に使う産褥パッド・防水シートなど)
・入院中に使うナプキン・産褥パッド
・紙おむつ・おしりふき(入院中の赤ちゃん用)
・病院着(パジャマ)・分娩着
・シャンプー・ボディソープ
・授乳クッションの貸し出し
→入院案内に「こちらで準備します」「ご持参ください」と分かれているので、最初にここをチェックしてから買い足すとムダが減ります。
③「あってよかった!」と感じやすい便利グッズ
1. 分娩時・入院中の快適グッズ
・リップクリーム(分娩中は口がカラカラになりがち)
・飲み物(ストロー付きペットボトルが神)
・小さめのビニール袋(汚れ物・ゴミ用)
・延長コード・充電器(コンセントの位置が遠いことが多い)
・スマホ用スタンド(三脚でもOK。ベッド上で動画を見るのに便利)
・イヤホン(相部屋で動画・音楽を聴く用)
・マスク(乾燥・匂いが気になる人)
2. からだのケア・授乳のサポート
・授乳クッション(貸出がない産院の場合)
・乳頭ケアクリーム(授乳初期の痛み対策)
・授乳口つきインナー(冬場は特にあると温度調整しやすい)
・産後骨盤ベルト(必要なら、産院で説明を受けてからの装着でもOK)
3. 食べ物・飲み物
・自分の好みの飲み物(麦茶・スポドリ・炭酸水など)
・ちょっとつまめるお菓子(クッキー・ゼリー・飴など)
→夜間授乳でお腹がすきがちな人も多いです
※「飲食持ち込みNG」「匂いの強いものNG」の病院もあるので事前確認を。
4. メンタルを支えてくれるもの
・充電済みスマホ(家族との連絡・写真撮影)
・カメラ(こだわりたい人)
・メモ帳・ペン
・授乳記録:赤ちゃんの授乳時間・排泄の記録 などを書いておくと、あとで役立ちます。
・本・電子書籍リーダー(意外と「待ち時間」も多い)
④パートナーが知っておくと助かる持ち物・準備
・病院までの 移動手段の確認(タクシー会社の番号・夜間入口の場所など)
・現金・小銭(駐車場・自販機・タクシー用)
・ママの着替え・足りなくなったものを追加で運ぶ用のバッグ
・立ち会い出産の場合の服装(動きやすく、温度調整しやすいもの)
⑤逆に「持っていきすぎなくて大丈夫なもの」
・ベビー服を大量に(入院中は病院のベビー服だけで足りることも多い)
・大量のオムツ(病院で用意されていることが多い)
・大きいぬいぐるみや装飾アイテム(スペース的に邪魔になりがち)
→最初は最低限+便利グッズを少しだけ。
足りなければパートナーや家族に後から持ってきてもらう方が現実的です。
必要なベビーグッズ・不要なベビーグッズ
必要なベビーグッズ
・部屋の模様替えや環境設定(ベビーを環境適応させるため・安全確保のため)
・オムツ(1日に5~10枚使用:だいたい1袋65枚程度あるので1~2週間分)
・おしりふき(肌に優しいものがオススメ)
・チャイルドシート(ジュニアシート対応だと6~10歳まで使用可能)
・コンビ肌着(4~6着ほど:すぐにサイズアウトするため若干大きめサイズが良い)
・電動鼻水吸引器(6歳くらいまで使用可能なため)
・防水おねしょシーツ/プレイマット(10歳くらいまで使用可能)
・ベビー用ボディソープ(大人用は刺激が強いものがあるため)
・ベビー用保湿剤(肌が乾燥しやすいため)
・ベビー用綿棒(便秘時に使用)
・爪切り(ハサミタイプが扱いやすい)
・哺乳瓶(完全母乳ではない方)
・粉ミルク(完全母乳ではない方;遺伝子組み換え食品でないものを推奨)
・体温計(毎日測定するためすぐに測定できるもの)
・加湿器or空気清浄機(常に部屋の空気の循環をよくするため)
あると便利なもの・買ってよかったもの
・ベビーカメラ(ベビーの見守り)
・手動鼻水吸引機(外出時などで持ち運びが可能になる)
・抱っこ紐(ハンズフリーになる)
・ヒップシート(ハンズフリーになる)
・ベビーカー(ハンズフリーになる)
・ベビースケール(体重の経過がわかり精神的な安心感をもたらす)
・哺乳瓶ホルダー(ミルクを飲ませる際にずっと哺乳瓶を持っていなくても良い)
・ワンタッチライト(夜間の授乳の際に電気をつけないように)
・Amazon PrimeやU-NEXTなどの配信サービス
・電動ブレンダー(離乳食を作るのに最適)
・リッチェルの離乳食フリージングブロックトレイ(おかゆなどの離乳食の冷凍保存に最適)
・パルシステム(冷凍離乳食など簡単に始められる)
・吸入器(すぐに風邪を引くため)
・トッポンチーノ(寝ていても背中スイッチが入りにくい)
必要に応じて
・バウンサー/電動スイングチェア
・セカンド用抱っこ紐
・防臭おむつペール
・授乳クッション兼ねんねクッション
・短肌着・長肌着・ボディ肌着:季節に合わせて4〜6枚ほど
・ツーウェイオール or カバーオール:3〜5枚
・おくるみ・ブランケット:1〜2枚
・ベビーベッド or ベビー布団セット
・ベビーバス
・授乳クッション
・電動搾乳機
・母乳保存バッグ
・ミルク作り専用の電気ポットorミルクウォーマー
・DJIカメラ
・保育園や幼稚園の情報
不要なことが多いもの
・新生児用の靴
→そもそも歩かないので、完全に“記念用”。買うなら写真撮影用と割り切って。
・ベビー枕
→寝具は平らで固めが基本。タオルで十分です(むしろ柔らかい枕はNGとされることも)。
・新生児服の買いすぎ
→1〜2ヶ月でサイズアウト。お祝いでもらうことも多いので、最初は控えめに。
・おしりふきウォーマー
→「あったら気持ちいいけど、なくても困らない」代表。
・ベビーフードメーカー(ミキサー・裏ごし専用セットなど)
→家にあるブレンダー・すりおろし器・フォークで代用できることが多いです。
・ミトン(ひっかき防止手袋)
→爪切りでこまめにケアすればOKなことがほとんど。
・高級な大型知育おもちゃを新生児期から一式
→0〜3ヶ月は「顔を見る」「声を聞く」が一番の刺激。
おもちゃは赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつで十分。
オススメのベビーおもちゃ
・おもちゃ棚(おもちゃを定位置管理するため)
・プーさんメリー
・トラッカー
・オーボール
・ファットブレイン(Fat Brain Toys)
・無限ティッシュボックス(手作り)
・リモコンのおもちゃ
・電話のおもちゃ
・キーボードやマウスのおもちゃ
・触ると音が鳴るおもちゃ
・型はめ
・ディズニーおしゃべりいっぱいガチャ
・トランポリン
・絵本